以前購入したグレゴリー ズール 35 (GREGORY ZULU 35) を担いで、奥多摩の山をいくつか登れたので使用感のレビューです。
購入時のレビューはこちらからどうぞ。
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最新のザック購入がだいぶ久しぶりということもあって、各ストラップやベルトが細くなっていてちょっとびっくりしました。素材の進化素晴らしい。
40L前後の小型ザックは同じくグレゴリーのデイアンドハーフパック以来です。
サイズはMサイズを購入、全体をパッと見て感じるのは各種ポケットも充実していて機能的には十分かなと感じたのと、背面のポジションも調整可能なのとフレームにより浮かせているので行動中の汗による不快感も軽減できていると思います。
実際の使用は、春の雪解けから梅雨手前ぐらいまでなるべく登るようにして、4、5回ぐらい。実際の重量は測っていませんが、水2L程度と一眼レフのSONY α7R IIIとレンズ1、2本は必ず詰め込んでいきました。
まだまだがっつり使い込んだって程では無いですが、良かったところともう一声ってところを上げておきたいと思います。
良かったところ
しっかりしたウェストベルトのサポートはやはり快適。身体が細い人はすかすかになることもあるので、しっかり現物で確かめてください。
サイドコンプレッションも適切だと思います。
最近のザックでは当たり前だと思うけど、ウェストベルト部分のポケットがスマホ入れに便利、行動中のマップもスマホ化しているのでここはうれしかったです。ちょっとジッパーが渋かったけどこれは個体差ですかね。
背面フレームがしっかりしているので一眼レフをソフトケースに入れて適当にぶち込んでも背中に干渉しないので快適でした。クッカーとかバーナーの様な硬い荷物を入れる人にもメリットがあると思いますが、装備のサイズによっては欠点になることもありそう。
もう一声と感じたところ
上でメリットとして書いたけど、背面のフレームがしっかりしている分、荷物の収納時に少し考えることがあった。
フロントポケットにもう少し余裕が欲しい。上着をさっと差し込むときに少し入れにくさを感じた。
素材も進化しているし大丈夫に決まっているけど、各ストラップが細くて本当に大丈夫なのかと心配に(最新モデルに不慣れな自分のせい)。
サイドポケットの深さと安心感も十分ですが、出し入れにギリ足りないのか一旦緩めないと出し入れできなかった。
背面の調整について思うところ
購入時にしっかり試着するのは当たり前ですが、背面の調整範囲の上下はしっかり確認した方がいいと思います。調整を一番低くするとショルダーがメッシュ部分と干渉する範囲がありスレないか少し不安を感じるのと、背面に書かれたメモリほどは下げられないかなと思ったので、購入時にしっかり調整範囲の最大と最小の幅は確認しておいたほうがいいと思います。特に最小まで下げる可能性がありそうなら一つ下のサイズも必ず試した方がいいと思います。
グレゴリー ズール 35 (GREGORY ZULU 35) はどうだったか
ザックとしての性能や背負いやすさについては十分満足できているので、今後もがんがん使っていきたいと思います。
容量は購入時から35Lと40Lで悩んでいたこともあり、35Lでも十分だけど40Lでも良かったかな?いやいらないかな?とまだ悩んでいるのが正直なところ。
カメラのパッキング位置によっては背面のフレームとの形状から少し自由度が狭く感じることがあったのと、自分は冬季は絶対にやらないのですが、冬の日帰りや夏でも小屋の1泊2日だったりクッカーや一眼レフを一緒に持っていくのであれば容量的に余裕のある40Lもありだと思います。
ただ、自分は35Lで不足するほどの装備が必要な山には行きませんし、テント担ぐ場合はバルトロクラスを購入する予定なので、実際はコンパクトな35Lで十分なんでしょうね。
取り急ぎ簡単ですが自分なりの使用感レビューでした。
購入時のレビュー記事です。
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