hinozakaの日記

趣味のことを書きとめておく日記、生活なり趣味に変化があったら更新するので頻度は増える気がしない

Dan Cases A4-SFX v2 で自作とレビュー

Windowsマシンはここのところ自作は諦めメーカー製コンパクトマシンやノートを利用しているけど、近頃はちょっとしたゲームでもある程度のグラフィック性能を前提にしているタイトルが多くなってきたのと、Windows 10に切り替えるにあたり単純な興味として最近の自作マシン事情を知りたくなったので、コンパクトタイプの PCケースを物色していたところ Dan Cases A4-SFX v2を見つけ、自作でもコンパクトさや性能に満足できそうだということで久しぶりに自作マシンを組んでみました。

とはいえ自作マシンを組み立てるのは10年ぶりぐらいなので、アーキティクチャーの進化とトレンドの下調べから入ることにして、おおよそ辺りを付けたところで久しぶりに秋葉原ツクモで店員さんと相談しながら決めて行きました。

 

CPU

やっぱりこれが一番進化も早いし定期的に世代が変わるパーツなので、気が付けばもう何世代も進化していて完全に浦島状態、なんだよ第8世代って。

結果としては Core i7 8700(Coffee Lake-S)にしましたが、Kが付くモデルは電圧とかいろいろ制御しやすくなっていて、オーバークロックだったり、逆に処理速度を抑えることで今回の様なコンパクトケースのネックである発熱を抑えられたりするみたいですね。

今回K無しにしたのは性格的に細々チューニングや調整しないだろうし、そこに価格も高く付くKモデルを購入してわざわざスペックを下げるというのももったいないなという気持ちと、コンパクトケースの薄型CPUクーラーが故にオーバークロックもまずしないだろうということでK無しモデルにしました。Kモデルの在庫が無かったからともいう。

クーラーは店員さんで実績がある薄型クーラーを教えて貰って同じのにしました。こういうところはツクモはさすがだなと思った。

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マザーボード

自作のメインパーツと言えばマザーボード。今回はケースが Dan Cases A4-SFX v2一択なので対応しているマザーとして ASUS ROG STRIX Z370-I GAMINGをチョイス。パーツメーカは ASUS推しなのとオーディオインタフェースをUSBで外付けにするのでUSBコントローラーがInte系を優先しつつ、ITX自体にあまり選択肢が無かったこともあり特に比較せずに決めました。GAMINGと書いてあるけど気にしない。

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グラフィックボード

昔から相も変わらずグラフィックカードだったりビデオカード・ボードだったりと名称がいまいち定まらない部品。これは nVidia Geforce安定で考えいたのが当時仮想通貨ブームの真っただ中で1070以上の製品がほぼ枯渇している状態。自作のメリットである後から交換できるのを信じて ASUSの TURBO GTX1060 6Gで我慢。早く仮想通貨ブーム終わってくれ。

 

SSD・メインメモリー・サブSSD

元々SSD前提で考えていてコンパクトケースと言えば SATA 2.5int SSDかなと思ってたら、今のメインドライブはマザーに直接スロットが用意されていると知ってびっくり。M.2 Socketに直接SSDを刺せると聞いてスロットを見てみると、MacBookなどのノートのSSDスロットと同じような形状で、なるほどと納得。配線も必要なくなるし素直に嬉しい。特に今回は配線の厳しいケースということもあり、結果としてベストでした。

メインメモリーは32GBもすこし考えたけどWindows自体を触る機会が減っているので十分かなということで、ショップおすすめのメモリーで16GBをチョイス。

バックアップ用にサブのSSDドライブを追加。これは2.5intタイプでSATA接続、定番だと思われるSunDiskの256GBをチョイス。メインバックアップはNASがあるので、バックアップ作業に時間が掛かっておろそかにならない様にSSDを追加してます。

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電源ユニット

ATX電源は昔の自作時に触っていたのでベースの知識はあるけど、今回は Dan Cases A4-SFX v2で組むのが前提なのでケース指定の SFX電源から選択することに。静音性能等々いろいろ指標はあると思うけど、久しぶり過ぎで解らんことだらけなので昔からコンパクトケースメーカで名前を知っていたのと電源ファンの径が大きめの SilverStone SFX SX650-Gに決定。これも悩んで500Wでも十分な気がしたけれど、グラフィックボードを交換するかもしれないことと、安定を最優先にしたいので650Wにしました。ジェレミークラークソンも言うようにパワーです、パワー。

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上記の構成でOSは Windows 10を追加した構成で組み立てに。

 

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昔の薄いアルミケースの時は組み立て時にねじ切ってしまいそうな不安があったけどかなりしっかりしているなという印象。

配線はコンパクトタイプの宿命なので組み立て前に少し考えておかないと結構手間取って何度もやり直すはめに。今回は使わずに済んだけれど電源メーカーから柔らかいとか短いケーブルも発売されているらしいのでこだわりたい人にはいいかも。電源周りでは電源ユニットによって台形コネクタの設置の上下が変わることがあるので、ライザーケーブルと逆向きだと少し工夫が必要でした。

グラフィックカードはフラットケーブルで裏面に配置することになるけど、先にフラットケーブルを指しておいて少し馴染ませないと組み立てにくかったかな。それ以外はほとんど問題なく組み立ては終わってしまって、昔の光学ドライブのような回転部分がないので拍子抜けするぐらいの時間で完了できました。

もう後は Windows 10のインストールと懐かしのドライバーインストールを経て無事にマシンが完成。

 

ゲーミングマザーボードのためか思った以上にLEDが光ってるのはいまどきっぽいけど、性能と静音性も満足のいくレベルのコンパクトマシンが組み立てられ、今後はグラボの価格を見据えながらちょっとづつパーツを組み替えるのを楽しみにひとまずは完成です。